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2004.11/6に開催された第6回冒険遊び場のリポートです。
 今年最後の実施となった今回、隊員スタッフも少なく、こぢんまりと遊びました。
参加は大人9人、子ども9人の計18人(+α)でした。


 運よく仕入れたコンパネが今回は子どもたちの遊び道具として大活躍!小屋づくりを大人たちが少し化掛けてみたりしたけれど、コンパネで一番盛り上がっていたのが「トランポリン」でした。斜めに立てかけたコンパネは、かなりはげしく飛び眺ねても割れることがなく、小さい子から大きい子までの格好の遊び道具に。

 「あーっ。ほら、あれあれ!」という子どもたちの声に混じってブヒブヒブヒ…”。
ん!? ブタの鳴き声…!?
いや、ちがう。あれは・・・「イノシシと犬がケンカしとう!!」



 子どもたちはみんなツリーハウスに登ってそこから見物。
あとで「イノシシ、どんな感じやった?」と聞くと、目を丸くして「うーん。あの、なんか、『さといも』みたいやった…」と説明。イモシシ??

  「さといも」ねぇ。皮に泥がついていたり、毛が生えて表面がガサガサしている感じが何となく伝わってくるようで笑えます。場所を提供してくださっている「里山野あそび塾」の井上さんも「イノシシ対策を考えんと・‥」と言われていました。


 焼きイモのおいしい季節。火を起こしてイモが焼けると、みんなすぐにペロリ。昼食に飯ごうで炊き込みごはんをすると、米もおいしい季節なのでこれまた残さずペロリ。食欲の秋です。

今年最後のプレーパークニュースなので、ともに活動してきた隊員の声を載せます。話
プレーパークは正直言って「コレといって何もない」ところだと思います。でもそこから何かを自分たちの力で生み出すってスゴイって思いませんか?(きっと一昔前の子どもの環境ってこんな風だったんでしょうね)もちろん「何か」をするための道具や協力はある程度用意していますが。皆さんの、そして私たちの自由な発想で自由に遊ぶ。できればもっと子どもに身近なところでしたいな…。    ―たなちゅう―
遊び場を大人が子どもに与えてやらなければならない…なんて、変な世の中になったものだ。前原は自然に恵まれてていい…?。でも、子どもの現状を見ると都会の子どもとたいして変わりはない。塾や習い事に忙しく、そのちょっとした合間にできる遊びといえば、ビデオやテレビゲーム。幼少期からのメディア漬けは田舎の子だろうが都会の子だろうが変わらない時代…。ゆったりした空間で赤ちゃんから大人、おじちゃんやおばあちゃんまでが集える場づくりをこれからも考えていきたいものだ。     ―西川智子―
プレーパークでは何もしないで座っていてもいいのでしょうけど、なぜか動かずにはいられなくなる。木や土や水、そして火が誘いをかけてくるのです。子どもも大人も一緒。こんな場所が私たちの住む所にあって当たり前にならないかなぁ。高価な遊具はなくてもいい。人が集まり、子どもを見守っていければ、それでいいのです。空き地や田畑を子どもたちに開放していただけたら!!     ―那須きよみ―
冒険遊び場で子どもたちと一緒に過ごしたい」その一念で4月に走り出した。
色々な人に支えられ、気がつけばもう12月。子どもはどんどん大きくなる。子どものおかげで頑張れる。周りに皆がいるから続けられる。これからもドンドン遊ぼう!     ―堀本由岐子―
子どもの頃、自然を相手によく遊んでいた。懐かしい藤棚、西公園、裏山、木のしげみの家…。今は庭と畑の土いじりがリフレッシュの一時。風のにおいで季節を感じられる幸せ。我が子に、そして多くの子どもたちに自然と友だちになってほしい。プレーパークがその「場」の1つであってほしい。たくさんの人の手で広がっていくプレーパーク。大人も子どもも自分のしたいことをいっぱい持って来よう!しよう!楽しもう。     ―牛田由子―


次回はこのイベントに参加!
12月は下記のイベントに「つくり隊」もスタッフとして参加することで活動に変えさせていただきます。福岡でプレーパークに関わっている人、およびその活動を応援してくださっている人で、今回のイベントを催すことになりました。東京から現役のプレーリーダーもやってきます!!当日は大人も子どもも思いっきり楽しみましょう。


「まえばるの遊び場ったい」は、、、
子どもたちの遊びの中に「時間・空間・仲間」が失われつつある今、ここへ来れば、やりたいことが自分たちの手で実現できる、そうした場所を作りたいと思い、活動を始めました。前原市は自然の多い地域ですが、一方で国道やバイパス、鉄道も走り、マンションも林立するなど、子どもたちが自由に遊ぶことのできる場が奪われつつあります。公園整備の声も聞かれますが、残された自然を活かし、子どもたちや地域の住人も集える場としての「冒険遊び場」が実現されることを私たちは望んでいます。
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