[ 第一回 こどもふるさとガイド ] 潜入記。 
さる9月22日、「TOS」(T飛びだそう・O大きな・S社会へ)企画の「こどもふるさとガイド」ツアーが
糸島の二丈町を中心に行われた、子供達を主体としガイド役も子供達にやってもらう事で
より糸島の事を知ってもらい、「田舎」ならではの、「つがに」取り・蕎麦打ち・餅つき・
かっちょ罠作り・などを体験する事で親御さんと共々社会勉強を楽しもうというものである。
参加者は子供達30人ほど親御さんや世話役の大人を入れて50人近くの大所帯、
マイクロバス2台と乗用車数台での行程であった。

--主催:TOS「こどもふるさとガイド実行委員会」--
(一部に誤記載がありましたので訂正しました。)



朝9:00に前原市役所に集合し出発した一行、、午前中は糸島の赤米や平家の落ち武者の場所を巡ります。
稲わら 稲わら干しのある風景を
見ながら・・
ガイド中 糸島を望みながらの「鏡」
の事・平家の落ち武者の
事・赤米の事やらを皆に
説明する子供達が持ち
回りでガイドをします。



昼からは二丈の山の奥にある「山の家」で、夕方まで遊びをしながら、いろんな事を学びます。
半野生(畑の横や石垣の側
らに自生)のお茶の木から
茶葉を調達。
茶葉
それを薪の火でざっと
乾煎りしてお茶にして
飲みます。
茶煎り


蕎麦打ちに挑戦、
そばチェック 蕎麦生地の厚さをチェック。
(こっちは男子班なので
どうしても触りまくります)
そば延ばし ひたすら延ばします。
(こちらは女子班ちゃんと
言われた事が守れます)


蕎麦切りと平行して別班は餅つきを始めます。
そば切り 気分は均等に細く切って
いますが・・・
赤米餅 赤米を搗きます。


ヨモギ餅 今度はヨモギ餅。
餅をこねる きな粉をまぶし、中には
あずきを入れて
こね回します。


男の子だけでなく大人達も興味津々だったのはこれ。
「かっちょ罠」
今回の世話役の吉丸氏が昔々^^の小鳥(ヒヨドリや山鳩など)を
捕まえる為の罠を伝授しました。(かっちょ罠の意味は不明)
罠の構造はいたってシンプル
かつ効果的、数人の子供達は
みようみまねで試行錯誤
しながらもつくり上げることに
成功、現代では使う場の無い
技も仕組みと効果を「思考」
する事で少し「大人に」
なるのではないでしょうか。
かち罠
かち罠構造図。
写真では構造がわかりにくいので図にしてみました。


---あとがき---
福岡市の子供達とはいえやはり都会の子、田舎の自然の中で「バッタだ〜」「かえる・かえるがいた。」
「カマキリつかまえた〜」などとはしゃいでいたが、餅つきの掛け声もあまり出なかったし全体的におとなしく淡々と
行動しているし、大人達に「マムシに噛まれるといかんからこの範囲で行動しなさい。」「蕎麦の切り方が太すぎる。」
・・あれはダメ、こうしなさい、と言われているのはちょっと可愛そうな気もしました。
(団体行動なので仕方が無いのだろうけど)

食事やイベントをセッティングしていた関係者の方々、たいへんお疲れさまでした。


次回(10月20日)第2回目「こどもふるさとガイド」が、
同じくTOSの「こどもふるさとガイド実行委員会」主催で行なわれるそうです。
興味を持たれた方は
 「糸島ふるさとガイド・吉丸:090-4986-9308」又は「いとぐら」info@itogura.com
までご連絡ください。

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