ぶっくくらぶのトップへ戻ります。

★バックナンバー★
◎No.28
◎No.27
◎No.26
◎No.25
◎No.24
◎No.23
◎No.22
◎No.21
◎No.20
◎No.19

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+としょかん発見塾のHPへ

ぶっくくらぶのあゆみ
ぶっくくらぶは一九九四年に誕生しました。当初の活動は、前原市図書館に関する署名(母と女性教師の会)に始まり、一六,四二〇人もの方のご協力を得ました。その後も「前原市立図書館に関する陳情書」「前原市立小中学校図書室の設備の充実・専任司書の配置についての陳情書」「前原市移動図書館開設への要望書」など、行政への働きかけをたゆまず行ってきました。本年「前原市図書館本館早期建設」の請願は残念ながら不採択となりましたが、意思を表明していくことこそが力になると信じています。「図書館がない」と不平を言うだけに留まってはいけない。私たちのまちに図書館を実現させるにはどうしたらよいのか、望ましい図書館とはどういうものかを模索しつづけた九年間でした。講演会や学習会の開催など図書館について学ぶ場を設けるともに、ぶっくくらぶメンバー自身も各地の図書館を見学したり、図書館フォーラムを始めとするさまざまな学習の場へ積極的に参加してきました。こうした思いをより多くの人たちと共有するために、前原市民祭りにも参加。朝倉町より「おひさま号」を、伊万里市より「ぶっくん」をお借りした移動図書館車の展示では、皆さまに喜んでいただきました。九八年には前原市にも移動図書館車「ぱぴるす号」が誕生し、共に「お話の森」などのイベントを行いました。また、私たちが考える図書館像を形にした図面と模型は、「私たちのまちの図書館」をより具体的にイメージしていただけるものになったことと思います。前原の図書館熱はじわじわと高まってきており、昨年発足した「としょかん発見塾」は、会を追うごとにその会員数を増やしております。また、行政の図書館への取り組みには協働で各種委員会に参加。市長選挙や、市議会議員選挙に際しては公開質問状レポートを作成するなど、市民と行政との掛け橋となることが私たちの使命であると考えています。今年、私たちの活動の集大成として、冊子「私たちの図書館基本構想」を作成しました。将来、すばらしい図書館をこのまちに迎えるための一助となれば幸いです。
前原市との協働
97 前原市図書室活性化委員会参加     98 移動図書館車導入検討委員会参加
99 前原市百人委員会参加、 前原市生涯学習推薦組織「伊都学びピア委員会」参加
00 前原市移動図書館ぱぴるす号運営委員会参加、 前原市生涯学習推進組織「伊都学びピア委員会」参加
01 前原市生涯学習推進組織「伊都学びピア委員会」参加、 前原市移動図書館車運営委員会参加、
   前原市図書館建設懇話会参加、
02 前原市移動図書館運営委員会参加
03 前原市移動図書館本館基本構想懇話会参加、前原市移動図書館運営委員会参加、
   前原市生涯学習推進組織「伊都学びピア」参加、 前原市移動図書館建設懇話会参加


ご あ い さ つ       ぶっくくらぶ代表 辻桂子
ぶっくくらぶは前原市の図書館つくりを応援する会として、1994年から活動を始めました。このたび毎月の定例会が百回を迎えたということで、日本中からたくさんのメッセージをいただきました。九年を超える活動を支えてくださった市民の皆様、歴代市長を始め議員、職員の皆様、また日本中から熱いご支援を送ってくださいました図書館関係者の皆様にまずは厚く御礼申し上げます。
長い活動のうちにはそれぞれの事情でメンバーも交代しましたが、過去から現在へ「本当の図書館がほしい」という熱い思いは大切に引き継がれています。
現在十八人のメンバーと共に移動図書館ぱぴるす号の支援、図書館つくりを応援しています。昨年からは新たに「としょかん発見塾」という学習会を立ち上げ、三六九人の会員に支えられ図書館の啓蒙というボランティア活動を開始しました。
 私事なりますが、ぶっくくらぶが始まったとき生まれたばかりだった娘が今年小学四年生になりました。娘はもう私の背に追いつこうというほどに大きくなりましたが、残念なことに図書館はまだ影も形もない状態です。補助金の打ち切りや合併問題などを受けて、PFI可能性調査や移動図書館本館建設など時代の波に翻弄され立ち止まったままの図書館建設です。全国的に図書館未設置の市は三%を切りました。図書館という読書環境のあるなしは、特に子どもたちの情緒や教育に大きな影響を与えます。波乱万丈の影響を受けているのは前原、糸島の子どもたちです。
多くの子どもたちが図書館を体験しないまま大きくなっています。また、図書館は市民全員が生涯にわたり利用でき、日常生活に欠かせない施設です。一刻も早い図書館建設がかなえられ、またそれが私たち市民にとって必要かつ十分な機能を備えた図書館になるよう私たちも百回の活動を糧に新たなエネルギーで活動いたします。しかし、図書館つくりはぶっくくらぶだけの問題ではありません。市民の皆様一人一人が図書館がほしいという思いだけでなく、どんな図書館が必要なのかという第二段階の要求をする時期だという認識を持って、共に図書館つくりを進めてくださることが必要です。図書館つくりは、やがて私たちの町つくりに発展し、私たちの豊かな暮らしを支えることになります。「としょかん発見塾」やぶっくくらぶが作成した糸島地区の図書館を考えた「私たちの図書館基本構想」など大いにご利用くださるようお願いいたします。
浦安市立図書館長   常世田良 ≪祝、定例会100回≫
島根県仁摩町教育委員会   高倉秀雄
ぶっくくらぶの100回目の定例会、
おめでとうございます。

本は、言葉を伝えるものです。

言葉は、概念です。
概念を生み出せるものは人間だけです。

その概念を定着させることができるものは、文字、
文章だけです。技術やメディアが発達するほど、文字、
文章の重要性はむしろ増すでしょう。

文字や文章を載せることのできるものが
「本」なのかもしれません。
あなたは、どっち?
A、図書館って本当に便利な施設だよね。
  図書館なしの生活なんて考えられない!
B、ワカンナイ。だって図書館なんて経験したことないもん。
A、私、図書館のない街には、住みたくないよ。
B、無理して住んでもらわなくてもいいよ。
A、でも、今どき図書館のない市って、やっぱり変だよ。
  もっと建設を要求していいんじゃない。
  せっかく税金払っているだから、その分還元して
  もらわないと。
B、そうかな。でも、そんな運動するの大変じゃないの。
A、そんなこと言っていたら、
  十年たってもこの前原に図書館はできないよ!
大変な状況ですね。ネバー  ギブアップです!

菅原峻
アグネス・チャンさんの言葉をお贈りしましょう。
「自分の胸にいくら種を抱えていても、
花を咲かせることはできない。
その種を他人(ひと)の胸に蒔くことによって、
花を咲かせ実をならせることができる」
ではでは・・・。


久留米市役所     司書 中村守
前原の皆様へ。
出雲の斐川町に完璧な建設手順と
すばらしい設計の図書館が完成。
大社と松江観光と図書館を巡る
秋の旅行はいかが?
人口3万人の町に3千uの図書館です。

写真家 漆原宏 福岡図書館問題研究会     下川和彦
図書館は、暮らしと仕事、そして行政に不可欠な
機関です。
世界を視野に入れた自治体経営が問われる
時代にあって、図書館が未設置、また有っても
資料費不足で役立たない蔵書構成と司書不在の
自治体は、過疎化します。
前原市にほんものの図書館をつくることが、
むろん最大の目標なのだけれど、その目標に向かって
多くの市民が、いや数の多さではない、一人一人が
図書館について学び、学んだことを伝え、広めていく、
その活動こそが一番大切なものなのではないかと
思います。ぶっくくらぶのこれまでの活動に敬意を表し、
そしてこれからの活躍に期待いたします。
◆私にとって図書館との素敵な出会いとなりました。これからもよろしくお願いします。 =木脇

◆顔がみえる人も見えない人も、やはり友達・仲間。信頼の環は自らの行動。続けよう信頼の環。 =ぶっくくらぶ@飛峯

◆どこに住んでも、図書館は当然そこにあるものと思ってきたが、前原にはあるべき
ものがない。それなら、ないのを幸いとして、今の時代にあった本当に良い図書館をつくるよう協力するぞ。 =林

◆図書館が欲しいだけ?早く欲しいだけ?
やっと気が付いた「急がば回れ」ば本当に必要な図書館が出来るんだなぁって。 =河野

◆息の長い活動がぶっくくらぶ。絶対に図書館知識はレベルアップしています。
これからも力をあわせてがんばりましょう。 =筒井

◆ぶっくくらぶという名は前から知っていましたが、私は柄じゃないよな…と思い引いていました。
最近仲間に入れさせてもらい、ここに集う人達の魅力をひしひしと今感じています。
と同時に「本物の図書館」の魅力も知っていきました。やはり何事も人ですね。図書館もまず人が先に立って欲しい…。
もっとたくさん勉強したいです。 =西川智子

◆志摩町にも図書館がほしいと思ってます。が、まずはぶっくくらぶと前原市の図書館つくりをしています。 =登

◆いつでも利用できる、特に中高生が放課後や休みの日に気軽にいける図書館があったらいいのに。
       (四十代中高生の母)

◆蔵書がたくさんあり、調べモノにもきちんと対応できる、
本を読みたいときにいつでも行ける本物の図書館がほしい。  (四十代パート女性)



 とても本を読みそうに見えないのか、
私が本が好きだというと人は「えっ!?」と一様に驚く。
これでも、ちいさいころから夢見る文学少女だったのに。
 文学少女的には、転居してきた前原に図書館がない
ということに驚きはしたけれど、図書館がほしいなという
人事のような態度を少々反省し、
少しでも“理想の図書館”を実現するための活動を
手助けできればと、今考えています。
勉強会での図書館に対するいろんな視点での捕らえ方を
知ったことがひとつ、現存するすばらしい図書館の存在を
知ったのがひとつ。
そしてぱぴるす号ができたのがひとつ。知ってよかった。
願わくは知ってよかったと思う人が増えることを祈りつつ、
きっと「ぶっくくらぶ」や図書館発見塾の活動が
いい方向で実ることを確信しつつ、
これからも前原で暮していきたいな。 (くさ)
議 会 報 告
『平成15年第5回前原市議会定例会−9月1日〜17日』
◎前原市図書館本館建設の請願書の採決は⇒「不採択」
◎議会一般質問
<有田議員>
質問:移動図書館本館建設の継続について
答え:(教育長)9月中は中断しているが中止ではない。
<吉丸議員>
質問:図書館の構想について
答え:司書資格の館長を置く、基本計画から取り組む。
質問:移動図書館本館で質の良いサーピス提供は
できるのか。
答え:(教育長)700uの図書館はいくつでもあるし
サービスもやれる
※他の議員からも図書館関連の質問が出ていた。
★おたよりおまちしています。ぶっくくらぶHPか、としょかん発見塾HPへメールでどうぞ。


『ほんとうの図書館ってなに?』と思ったら、 未来の子どもたちへの贈り物
としょかん発見塾のHPへ

図書館が欲しいあなた、
まずは図書館を知ることから始めましょう。
「としょかん発見塾」では、月1回程度学習会や講演会などを行っています。また、お出かけがむずかしい方、家族やお友だちと知識を共有したい方のために、学習会で使用したビデオの貸し出しや出前講座も行います。
ぜひ一度ホームページをのぞいてみてください。

としょかん発見塾ホームページ
http://hakkenjuku.at.infoseek.co.jp/index.htm

(アドレスが変更されています、ご注意ください。)
登録お申し込み рR24−4181
10月18日糸島子ども劇場総会に
ぶっくくらぶからゲスト参加。
糸島に子ども劇場が生まれて20年、子どもたちに生の
舞台を見せたいと鑑賞例会や自主活動をしている報告が
ありました。
採決の挙手がペープスアートで、和やかな総会でした。
参加者は自分の子育てだけじゃなく、地域の環境つくり
にも熱心でした。

 21日は福祉教室で九大から講師を招き、町つくりの
講演会を聞きました。「暮らしやすい
前原、糸島」のために大人は
できる限り力をあわせましょう。

 図書館つくりも
「未来の子どもたちへの贈り物」です。(岡本)


ぶっくくらぶのトップへ戻ります。
- Copyright (c) 2000-2004 ぶっくくらぶ All Rights Reserved - re-layout by いとぐらへ